知ってFXで大儲け?『資本』のこと

 

株投資をするなら知っておこう「資本」のこと

株投資をするにあたり、みなさんは何を判断材料としていますか?
おそらく多くの方が真っ先にあげるのが相場変動を示した「チャート」でしょう。

チャートで現在の相場と過去の相場パターンを照らし合わせ、将来の相場を予想して売買タイミングを見計う(一定パターンがあるとされる相場の性質を利用した)取引手法は、何といっても株取引の基本ですね。ただ、相場は必ずしもパターン通りに動いてくれるものではないため、チャートを丹念に見たからといって予想が当たる保証はありません。

ならば、投資アナリストや証券会社のコメントをチェックすれば大丈夫かというと…これまた答えはNO。…というのも、アナリストたちのコメントには(投資家のウケを狙うあまり)相場状況を的確に反映していないものが少なからず含まれているからです。証券会社についても同様に(自社の利益に有利になるよう格付け情報を操作して個人投資家を翻弄してくることがあるなど)…信用ならない面が指摘できます。

つまり、チャートやプロのコメントは、投資をする上で役立つヒントを与えてくれるため大いに活用すべきものである反面、“まるっと鵜呑み”に信じ込むのは危険だということです。

では、どうすれば不規則なチャートの動きや、相場の乱高下を煽るアナリストたちに惑わされるリスクを減らし“投資すべき企業”を見極めていくことができるのか…

その答えはコレ!
自ら“投資先の企業状況を確認すること”です。
具体的には企業の「資本」チェックをオススメします。
とりわけ中長期取引では、企業業績・成長がリターンに大きく影響するため、この作業が欠かせません。



さて…まず資本とは何か。

資本には、会社の社員や設備などが含まれることもありますが(人的資本・物的資本)、株投資で注目したい「資本」は“お金”。企業が事業を行う上での元手となるお金のことです。

そして各企業の経営状態を探っていくには、この「資本」のチェックが役に立つ!

なぜなら「資本」を調べるとその企業の安全性・安定性が自ずと見えてくるためです。


【なぜ「資本」から経営状態が見えてくる?】

企業はどこも、施設や機械、在庫に預金といった資産を持っているもの。
そして、その維持・購入費は「負債(銀行などからの借入)」または「資本(つまり自己出資)」によって賄われています。

なお言うまでもなく負債は “このさき銀行などに返す義務があるお金”、一方の「資本」は“返済義務のない会社が自由に使えるお金”。

そのため、もしも業務に必要な出費の多くを借入等に頼っているとすれば、その企業は近い将来に大きな返済義務と抱えていることになり、このさき運営や資金繰りが苦しくなるリスクが懸念されます。反対に、借入金ではなく返済義務のない資本の比率が多い企業は、返済負担が少なく、それだけ経営破綻のリスクが少ないと見ることができるのです。

だからこそ、各企業の「負債」と「資本」のバランスを見ることは投資先選びにおいて重要!
事業に必要な“お金”を返済義務のある「負債」とそうでない「資本」のどちらに多く頼っているかを確認すれば、自ずと経営の安全・安定性、ひいては(企業行政を反映した)将来の株価が見えてくるというわけです。

ちなみに、「負債」と「資本」のバランスは、各企業が発表している「決算書(財務諸表)」の「貸借対照表(バランスシート:企業や証券会社のHPで閲覧可能)」で確認できます。


【まとめ】

投資先の企業は、「話題になっているから」とか「アナリストが薦めていたから…」といった理由だけで決めるのはオススメできません。自ら、各企業の経営状態を把握して価値ある投資先を探すことが肝心です。
そのときにポイントとなってくるのが「貸借対照表」にある負債と資本のバランス。これを参考に自ら各企業の経営状態を確認し、投資すべき企業を判断するクセをつけるようにしていきましょう。

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