知ってFXで大儲け?『資本』のこと

 

株投資をするなら知っておこう
「バランスシート」の見方と「資本/資本金」

株投資をするうえで、チャートを参考に相場の動きを確認するのは大切なこと。
ただし、チャートは必ずしも企業の将来性や経営実態を反映しているとは限らず、経営が不安定な企業の株に高値がつくこともしばしば…。そのためチャートだけを頼りに取引をしていると、ある日突然相場が大崩れを起こして大損することになる……かもしれません。

そうしたリスクを回避するため取組みたいのが「企業の経営状態」のチェック!
相場の値動きを見るのに加え、企業の中身をチェックして“安全・安定性の高い企業”を見つける努力も積極的に行っていくと良いでしょう。

では、どうしたら企業の中身は探れるか…
このとき役立つのが企業の「決算書」です。

「決算書」には投資の材料となる企業情報がビッシリ!
投資先を選ぶ際にはこの「決算書」のチェックがオススメです。

ただし「決算書」の見方は…ちょっぴり複雑。
そこで、ここでは複数の書類で構成される「決算書」の中から、特にチェックしたい「貸借対照表(バランスシート)」を取り上げて、その見方を簡単に解説していきたいと思います。


【「貸借対照表」の見方】

ではまず「貸借対照表」とは何か。
端的に言うと、ある時点における企業の「資産・負債・純資産の状況」を纏めた表です。

企業の財政状態を表す「資産・負債・純資産」の3項目が、向かって左に「資産」右上に「負債」右下に「純資産」となるよう、左右に分けて示されています。

向かって左の「資産の部」には“現金預金や商品、機械や工具といった企業の総資産”、向かって右には“調達資本”が「負債の部」と「純資産の部」に分かれて載せられており、金額は必ず「負債の部」+「純資産の部」=「資産の部」となります(要は、どれだけのお金を調達したかが右に、それをどう運用したかが左に書かれているということ。左右の金額がイコールになることから、英語ではバランスシートと呼ばれているんですよ)。

また「純資産の部」は、「株主資本」や「資本金」などに細かく分けられているのが特徴(2006年の「新会社法」によって区分の仕方に変更が加えられ新たに「株主資本」が他の資本と分けて表記されるようになりました)。

なお「資本金」は会社の設立資金として投入された自己資金のことで、「株主資本」は、その資本金と資本剰余金、利益剰余金、自己株式や積立金などを合わせたものをさしています。

ちなみに…(今は資本金1円から会社の設立が可能なこともあり)新しい企業のなかには資本金が小規模のところも見受けられますが、当然資本金が大きいほど資金繰りはラク。そうした理由から資本金が大きい企業ほど経営の安定性も高いとみるのが基本です。

なお「貸借対照表」は、はじめは読みにくいと感じる方も多いはず…。
でもこれは“企業の財政・経営状態が詰まった情報の宝庫”ともいえる表なので頑張って慣れていってください。

まずはザックリと…資本金は大きいか、返済義務のある借入と返済義務のない資金のどちらに多く頼って事業を進めているか…などを確認していけばOK。
「貸借対照表」を見れば、チャートだけではわからない企業の内情が見えてきますから、ぜひ投資をする際にはチェックして、各企業の財政状態にも目を向けていきましょう。

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