知ってFXで大儲け?『資本』のこと

 

企業が設備投資を続けて資本ストックを増やす意味とは

会社には事業を行うために様々な設備が設備が存在します。工場や事務所といった建物はもちろん、機械や輸送機械、あるいはコンピュータやそのソフトウェアも設備となります。
なぜ会社がこのような設備に投資をするのかといえば、もちろん事業に必要だからです。製造業に限らず、サービス業であっても人間だけではビジネスを行うことは不可能ですよね。

資本ストックというのは企業が持っている設備の合計のことです。設備投資を続けることで資本ストックは増えていくことになります。
もちろん設備というのは永遠に使えるわけではありませんから減価償却をしていくことになります。設備投資で増加する分と減価償却で減少する分の差が「資本ストック」です。
どんなに大量の設備を持っていたとしても、設備投資を行わないのであれば、少しずつ資本ストックは減っていくことになります。

それでは企業が設備投資を続ける利用とはなんでしょうか。それは企業の生産性を高めるためです。
生産性が高まれば、同じだけの時間働いたとしても今まで以上に多くの商品を作れたりサービスを提供できるようになります。
機械の台数を2倍に増やせば単純に2倍の生産性になりますし、古い機械から新しい機械へ更新をしたら、同じ台数でも生産性が高まることは多いですよね。
たくさん作れるようになったら輸送のためにはより多くのトラックや船が必要になりますし、もしかしたら工場そのものを新たに作る必要があるかもしれません。

設備投資というのは決して一企業の生産量の話ではなく、景気にも関係している重要な存在です。
GDP(国内総生産)の中でも設備投資はかなりの割合を占めていますし、設備投資が増加すれば景気がよくなると考えられています。
投資というのは投資額以上の効果を持ちます。設備投資をするということは、他の会社の需要が増えるわけです。そしてそこで働く労働者の賃金が増えれば、消費も増えることになります。
このように投資額よりも国民所得が増加する減少を「乗数効果」と呼びます。景気の回復と設備投資が切っても切れない関係なのはこのためです。

しかし一企業から見たら、自分のところの設備投資がすぐにリターンになるわけではありません。
過剰な設備投資をして売れない商品を大量に作ってしまっても在庫になってしまいますよね。企業としたら景気回復の確信がなければ設備投資を控えるしかなくなってしまうわけです。

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